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キャッチコピーの逆効果

今邑彩さんの『ルームメイト』、買った先月は精神的にアレだったので(ドレですか)、今月ようやく読みました。


うーーーーん。

帯に「いやあ まんまと騙されました」って書いてあったから、もう構えて読んじゃってね。
伏線全部拾ってやる!って意気込んで読んじゃってね。


途中で展開が読めてしまいました


いろんな本屋で平積みになってて、帯の文句にも惹かれるものがあってね。
楽しみにしてたんだけども。
うあー、やっちまったわー。



というのが正直な感想です。(笑)
帯の宣伝に「まんまと騙されました」って言ったら言い過ぎですが。
帯の文句がなく素直に読んだら、気持ちよく騙されたと思われます。
広告って、難しいもんなんですねぇ・・・・。

小説自体については。
多重人格が題材のミステリーって、「何でもアリ」な空気がありますよね。
何が起きても多重人格が理由になってしまう。
多重人格だからこのトリックはしかたない、多重人格だから意外なひとが犯罪を犯していても仕方ないと言われているような気がしてしまうので・・・。
本当はこういうタイプの小説、あんまり好きじゃない。
読み始めちゃったからしょうがないけど。。。
文章の読みやすさも手伝って3時間くらいで読んでしまいました。
読みやすさとしてはよかったです。


題材はあまり好きではありませんでしたが。
ミステリーによく出てくる「探偵役」に当たるんだろう工藤さんは、なんだか探偵役っぽくない「ひとらしさ」があっていいですね。何でもお見通しです、という澄ました感じがなくて。
物事はものすごい知ってるけど。こんな大学生、いるんかな。


さて。

モノローグ4について、工藤謙介の人格がいつできたのかがどうしても不可解なので、もう一度本をひっくり返してみました。予想にしかならないかもしれませんが、ちょっと書いてみようと思います。
人格が分かれるなんて、心に相当の負担がかかっている時だと思いますもん。春海にはそんな瞬間があったっけ?と思いまして。
大学の先輩だから、人格が分かれたのも大学以降、つまり最近できた人格。
健介が言っていた、マリを殺した時にはそそのかした声がしたのに・・・というくだり。
「パーカーやマリ」ではなく、マリ限定。
マリに別れを告げられた時に声が聞こえていること。
そう、マリに「春海とマリのどちらかを選べ」と言われた瞬間に初めて声が出てくるのです。
(まぁ、「この本の中では」としか言えないのですが。)
健介としては、2人のどちらかを選ばなければならない状況が、生きるか死ぬかを選択するかのような心理的な負担となるわけです。
私はこの瞬間に、「謙介人格」が生まれたのではないかと思います。
健介は春海の中から春海の見るもの聞くもの、すべてを見ていた。
つまり謙介のことも知っていたでしょう。
春海が謙介に対して好意を抱いていたことだって、うすうす感づいていたかもしれません。
何より謙介と健介は似ている、と春海や春海の母も言っています。
謙介も、健介が生きていたら良い友人になれたかも、というようなことを言っていたと思いますし(すみません、記述がどこなのか確認できなくなってしまった・・・)
窮地に陥った健介が、謙介を作り出したように思えてなりません。


と、これが私の予想なのですが。
本当はどうなんだ、というモヤモヤは残りますな。
他の人にも聞いてみたい気がします。

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